争いが暮れた世界で 燕になって あなたの元へ 高く高く飛べないが 羽を広げ風に乗る 庭木の枝が枯れる頃 幼き日々の街をゆく 痩せたその背中は 枝の先の空へ向かう 二月の燕よ、枯れた声の優しさよ 二月の僕らよ、遠くへと飛び立てよ かすかに光るその目には…
晴れて青空になることも、雨音を聞くこともない木曜日の曇りの日。久しぶりになんの予定もない午後がやってきた。友達のことを考える。優しいきもちになった。あっという間に日が暮れそうになったから、次はなにをしようかと考えた。 ギターを弾きたくなった…
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